映画『クリミナル』2人の記憶を持つ男の苦悩と葛藤の物語|ケヴィン・コスナー主演作品
今回はケヴィン・コスナー主演の映画『クリミナル』についてのお話です。
映画『クリミナル』あらすじ
ケヴィン・コスナーが演じているのは”感情を持たない”イカれた男・ジェリコで、簡単に言えば異常者。
投獄中の死刑囚で、獄中でも両手を鎖につながれているという超危険人物です。
CIAエージェントのビルが、アメリカ軍が所有するミサイルを自由自在に遠隔操作できるアプリを発明した天才ハッカーのダッチマンを隠しました。
ダッチマン自身がアメリカの脅威であり、他国の手に渡ればアメリカは大変な事態となってしまいます。
ところが、ロシアの組織が任務中のビルを殺害。
ダッチマンの居場所はビルしか知らないことに衝撃を受けたCIAは、ビルの記憶を他人に移植する実験を行うことにします。
その移植手術の対象として選ばれたのがジェリコでした。
ただ、その記憶は手術後48時間で消えてしまうもので、CIAはジェリコが目を覚ました瞬間から、ダッチマンの居場所を聞き出そうとします。
ところが、ジェリコ自身の記憶が混乱し、うまく定まりません。
元々凶悪犯としてのジェリコが居なくなったわけではないので、当然のごとくジェリコは隙を見て逃亡。
街中で車を盗み、向かった先はビルの家だったのです。
玄関に設置してあるセキュリティーも、ビルの記憶から暗証番号を入力。
家の中に入り込み、ビルの妻ジルを縛っている間に金目の物を盗むものの、ビルが妻を愛していたという記憶から家族には一切危害を与えずに出て行きます。
その後、ビルの記憶から彼が大金を隠したことを知ったジェリコは、何とかその場所を探ろうとするも、なかなかハッキリした場所が分からずにいました。
そんな中、ジェリコはCIAとロシアの組織から追われることとなってしまいます。
それでも結局ジェリコが行き着くところはビルの家族の元。
ビルを通じて妻と子に対する愛情が溢れ出していたのです。
夫婦しかしらない会話や思い出がジェリコに移植されていることを知ったジルは、徐々にジェリコに対する想いが変わっていきます。
感情を持たなかったジェリコもまた、ビルのおかげで感情を持つようになり、ジェリコからビルへと成り代わっていくのです。
ロシア組織は、ジェリコがダッチマンの居場所を知っていることなどから、ターゲットをジェリコに当て、ジルやビルの娘を拉致。
ジェリコは、一世一代の賭けに出て”愛する娘”を救出。
その後は、ジェリコにビルの記憶を残す手術が施され、ジェリコは死刑囚ではなくビルとしてジルや娘の元に戻ったのです。
映画『クリミナル』を観た感想
当初、ケヴィン・コスナーのイカレ具合に、やはり役者なんだなと感心しました。
一見、ケヴィン・コスナーに見えなかったんですよ。
そんなジェリコがビルの記憶を移植されてからは、2人の記憶がぶつかり合って苦悩し、時にはジェリコの記憶なのかビルの記憶なのは、本人にも分からなくなって辛そうなときもありました。
脳内で、犯罪者とエージェントという正反対の人格が闘っているという感じでしょうか。
ただ、ビルの記憶が大きくなるにつれて、ジェリコの見た目も変化してきました。
ビルを通しての感情が出てきたので、ジェリコ自身も生まれて初めて感情と言うものを知ったなんてシーンはちょっと切ない感じがしましたね。
感情の欠落からの愛。
ジェリコにとっては、今まで感じたことがないほど温かなものだったのだと思います。
また、当初のジルはジェリコを怖がっていたのにも関わらず、娘だけは違っていました。
彼女はジェリコの中に父親の影を感じたのか、まるでジェリコを歓迎するかのような、父親だと感じ取っていたかのように、懐いて離れません。
子供ってそんなところありますよね。
スパイアクション映画ではあるものの、深い家族愛が描かれている作品でもありました。
ケビン・コスナーのアクションももちろんですが、3人の家族愛にも目を向けて頂けるとより一層楽しめると思いますヨ。
ジル役は映画『ワイルド・スピード』シリーズのジゼル役や、映画『ワンダー・ウーマン』や『ジャスティス・リーグ』でダイアナ/ワンダーウーマン役を演じたガル・ガドット。
ジェリコを手術した医師役はトミー・リー・ジョーンズ、ビルの上司クウェイカー役には、『ハリー・ポッター』シリーズでシリウス・ブラック役を演じたゲイリー・オールドマン。
しかも、冒頭数分で殺害されるCIAエージェント・ビル役にはライアン・レイノルズ。
ライアン・レイノルズを無駄使いするなんて・・・。
『デッドプール』でいい味出してましたよね。
2019年公開予定の映画『名探偵ピカチュウ』では、ライアンがピカチュウの声を担当するようですよ。
幅広い~(笑)
映画『クリミナル』は、私的にはヒットした作品でした。
年末年始のお休みの時にでもいかがです?
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突然アドセンスが無効になってショックを受けた話
見てお解かりいただけるかと思いますが、先日突如アドセンス無効の通知が来ました。
理由はハッキリとは分かりませんが・・・。
とりあえず、何が悪いのか分からないので、これかな?これかな?っていう感じで多くの記事を削除しました。(ガックシ)
申し立てフォームにメッセージを送りましたが、現在のところ全く返事はなし。
どーしたらいいのだ・・・。
残り少ない人生のわずかな楽しみを奪われたような脱力感で、数日の間無気力になりました。
思い当たるのは著作権ってやつでしょうか。
アフィリ画像を貼ってたものの、出典先を出してなかったからかな?
でもでも、世の中にはいっぱい著作権違反しているサイトはあるのに、なぜピンポイントで私のところに来たんだろう??
しかもジャニーズやディズニーの二次創作の画像を使ってる人が、咎められないのも矛盾してるよぉぉ。
テレビドラマの画像を二次創作してる所もあるのになぜだ?
ま、たまたまなんでしょうね。
他にもアドセンスいきなり停止とか無効になった人ってたくさんいるようですね。
涙なんか見せないぞ!泣いてなんかいないぞ!と、自分を奮い立たせていくしかないですね。
あーあ・・・ホント死活問題だわぁ・・・
ということで、次回は映画「クリミナル」をご紹介します。
出典:Amazon
映画『アルカイダ』生も死もループ!奇妙な世界観に引きずり込まれた!
今回は、2017年に公開された映画『アルカディア』という作品のネタバレと感想をお話します。SF系ドラマは一番好きなジャンルですが、SFスリラーということで、ドキドキワクワクといったところ。レビューも良いようだし、ロッテントマトでも高評価された映画だと言うので気になりますよね。では、ネタバレ感想いってみましょう。
映画『アルカディア』
計り知れない恐怖感を味わう映画だった
見放題で入っていたこの作品。
独特な画が気になっていたので観てみました。
2017年に公開され、映画祭で高評価されたSFスリラー。
「この村は、全てが狂ってる」というキャッチフレーズだったし、カルトっぽいというので危ない系の映画?と思っていました。
ホラー系が超苦手な私・・・。観ようかどうしようか考えて数ヶ月。
怖かったらすぐに消せばいいや、という感じで気軽に視聴。
映画『アルカディア』ネタバレあらすじ
奇妙な村
ジャスティンとアーロンというふたりの兄弟は、10年前に自給自足で生活するカルト集団「アルカディア」という村から逃走した。
その後、街で生活していたが、友だちもなく、仕事や生活にも馴染めずに孤独な日々を送っていたのだ。
ある時、アルカディアからビデオテープが送られてきたのをきっかけに、アーロンの強い要望もあり、ふたりはアルカディアを訪れることにした。
ところが、村の住民たちは逃げ出した彼らを快く受け入れてくれたのだが、彼らの姿は10年前と全く変わらない。
ジャスティンは、不信に思いながらもアーロンが楽しそうな様子を見て、数日間滞在することを決意する。
元々、アルカディアを逃げ出したのは、ジャスティンが村に異変を感じたからで、アーロンは兄に連れられていただけ。アーロンはまだ子供だったので、村のいい印象しかなかったわけです
村では、手作りのビールや作物の売買で収入源を得ており、それぞれに役割があたえられていた。
ただ、この村の住民すべてがここで生まれ育ったわけではなく、迷い込んだまま暮らしている人もいた。
ある女性は、この近くで行方不明になった夫を探して迷い込んでしまったとのこと。
ジャスティンが彼女に事情を聞くと、「住民が夫を探してくれるというから待っている」というものの、住民たちは探している様子はない。
だからなのか、彼女は村や住民に馴染めず、ひとりでいることも多かった。
ジャスティンは、10年前に脱走したきっかけになった事が頭から離れず、決して村や住民に馴染もうとはしない。
その一方で、アーロンは「ずっとここで生活してもいい」という考えになっていた。
兄弟の考え方は対照的。
1日も早く、村から出ようとしていたジャスティンだったが、アーロンはその気がないどころか、兄弟喧嘩となってしまう。
アーロンは、村で生活すると決めジャスティンには一人で帰るよう言う。
ジャスティンは、アーロンを連れて帰るのを諦めて、ひとりで帰ろうとしたが、車のバッテリーが上がって動かない。
仕方なく徒歩でいくことにするが、夜になっても帰り道は見つからず同じ場所をただ延々と歩くだけ。
途中で、見つけた小屋に助けを求めると、そこにはカールという男の首吊り死体があった。
しかし、後ろから死体の男と同一人物のカールから声を掛けられる。
カールの話によると、この地域一体はループにかけられており死がリセットされているとの事。
カールはループに耐え切れず、首を吊って自殺したものの、何度もループして生と死を繰り返していると言う。
アルカディアの集団は、リセットされていることを儀式と捉えているようで、何かに殺されるのを待っていたのだ。
これで、彼らが10年前と姿が変わらない謎が解けました。
彼らは、集団自殺を繰り返してはいたものの、死のループが繰り返されるので、死んだ時と同じ状態を維持しているということなんです。
ループを作り出す奇妙な印
アルカディアの所々に、ポールみたいなのが立っているんです。
それは、ラストで映し出されるのですが、アルカディアの周辺だけではなく、広範囲に立っていました。
また、ループはいくつかのゾーンで分かれていて、入り方によって目指しているところと全く別の場所に出てしまったり、元の場所に戻れなくなったりするようです。
カールやアルカディアの住人たちは、何年も同じループを繰り返しているので、どこを通ればどこに出るというのが分かっているようでした。
ループを抜け出すのは可能?と思いますが、実は抜け出せない理由があったのです。
ジャスティンはどうやって脱出した?
アーロンは、アルカディアのメンバーからリセットのときに、ループの中にいると永遠に抜け出せないと聞かされたアーロンは、兄のことが心配になり後を追った。
ふたりは無事に再会し、車まで戻ることにする。
しかし、その途中でリセットが始まり、慌てて車に乗り込むとループと現実世界の境界線を突破。
現実世界に戻った兄弟を、アルカディアの住民はただ見つめていた。
映画『アルカディア』を観た感想
ループが凄かった!
集団自殺したアルカディアの人たちが、翌日になると平然といつもの生活を送っているし、月が2個も出たり不思議なことばかり。
夫を探しに来てアルカディアから抜け出せなくなった女性も、リセットのときにループの中にいたからで、実は彼女の夫も友人とループに囚われていたんです。
夫もここから出られないと諦めたんでしょうね。
ジャスティンは、この家に来て彼らと話もしたんですが、家を後にした直後に彼らは放火して焼身自殺していましたから。
何度も、何度もずっとそうやって囚われていたようです。
せめてアルカディアに行けば妻とは会えるのかもしれないけど、彼らは同じループに囚われているようなので、死ぬことも会うことも生きることも出来ない。
何だか切なくなるような、すごく不思議な世界観でした。
ループなんで、色々コロコロと変わるんですよ。
同じ場所でもまったく違うし、シーンの作り方というのかな、すごく不思議です。
説明が難しいのですが、ロッテントマトで高評価を得た理由もわかるような気がしますね。
ただ、ラストは意外にもアッサリ気味でしたよ。
でもそれでいいのかも。ラストまでコッテリしてたら観終わったあとに脱力感しか残らないかも(笑)
ちゃんと伏線回収をしてくれているので、まあ残すところなくてよかったという感じです。
映画『ミッションインポッシブル:フォールアウト』ラストはビシっと決めたけどイーサンってこんなにドン臭かったっけ?
今日はDVD発売前に、期間限定で先行鑑賞できるというので溜まっていたポイントで『ミッションインポッシブル:フォールアウト』を観てみました。率直に言うと、イーサンってもっと華麗なスパイ活動してたはずじゃなかったっけ?何だかいつものイーサンとはちょっと違う?っていうイメージでした。ということで、今回もネタバレ全開の感想をお話します。
↑11月14日にデジタル先行配信はしていたんですが、ちょっと忙しくて観る時間がなかったんですが、今日はリフレッシュということでこたつでヌクヌクしながら視聴。
冒頭からイーサンが冒した失態が原因で、とんでもない任務をこなさなくてはならなかったイーサンチーム。
でも、これはイーサンがドジったというより、イーサン自身の弱みからの失態。
プルトニウムがラークという男に渡らないよう阻止する任務にいたイーサンたちでしたが、仲間の命とプラトニウムを天秤に掛けなければならない状況で、イーサンは仲間の命を選択。
その時にうっかり手放してしまったプラニトニウムが、渡ってはいけないヤツの手に渡ってしまったの。
ラークは、プラニトニウムを使って大都市3箇所を大爆発させ、世界人口を減らそうとしていた。
でも実際は、ある村に2つの爆弾を設置。
そこが爆発すれば、中国やインドなどの水源が汚染され、多くの人々が死ぬということだった。
イーサンはプラニトニウムを奪うために、任務を遂行するんだけどCIAからはウォーカーという諜報員が派遣されてきた。
しかし、コヤツがいけ好かないヤツでして・・・。
イーサンはラークに成りすまして、プラニトニウムを手に入れようとしたんだけど、もうヒッチャカメッチャカ!
と思ったら、諜報員に成りすましてたウォーカーがラークだったっていうオチ。
探知機を使って爆弾の在り処を探して行った村には、なんとイーサンの元妻ジュリアの姿が・・・。
イーサンは、ジュリアを守るために離婚したんだけど、ジュリアにはエリックという夫がいて幸せそうでした。
彼女の幸せそうな姿を見たイーサンも嬉しそうだった^^
で、結局その村に爆弾が2つ仕掛けられていて、ウォーカーが起爆スイッチを押したままヘリで逃走。
爆発まで15分。
イーサンは、起爆スイッチを奪うために、もう1台のヘリを奪ってウォーカーの後を追う。
断崖絶壁を通り抜け、雲の下から急上昇しながら起爆スイッチを取り戻すために命懸け。
スピード感もあって良かったし、これぞイーサンっていう感じでしたね。
前半は、イーサンってこんなのドン臭かったっけ?って言うくらい、モタモタしてちょっぴりカッコ悪かった^^;(それが狙いだったみたいですけど)
だって、途中で居眠りしちゃいましたもん。
華麗なスパイ活動というにはちょっと・・・。
でも、バイクをかっ飛ばすシーンはいつも通りカッコよかったですヨ。
所々、モタモタしてたけど、最終的にヘリが墜落してその中からイーサンが這い上がってくるドッキドキのアクションとか、ヘリに垂れ下がっていたロープに掴まり、操縦席に乗り込むとか、この辺はキャッ♡ってなる感じですね。
ストーリー的にも良かったし、愛しそうにジュリアを見つめるイーサンの眼差しとかセクシーかつキュートでした~
パリの警察に追われているときの、ドライビングテクニックは、思わず「スゴッ!」って声が漏れるシーンもあって、やっぱりイーサンは失態しないほうがいいです。
ちなみに、トム・クルーズが骨折したシーンは、こっちが「痛ててて!」ってなりました(笑)
直後に、びっこ引きながらでも走ってたので、本当に骨折してた?って思うほど。
その後のシーンはもちろん後撮りでしょうけど、マジマジと見て凄いわぁ~と感心しました。
ゴツッ!って聞こえたし・・・ゴツッ!って。
役者魂に恐れ入りました^^
最終的に、ウォーカーは崖から転落し、爆発まで残り1秒ってところで起爆スイッチはOFF。
今回のイーサンは傷だらけでしたが、うん。なかなか良かったですよ。
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映画『ジオストーム』(2017)J・バトラー演じる主人公が熱くてしぶとくて笑える
映画『ジオストーム』を観た話
今日はジェラルド・バトラー主演の映画『ジオストーム』のお話。
2017年に公開された映画なんですが、こういった終末系のような映画は好きなので早速観てみました。
温暖化の影響で、 世界が自然現象に襲われドえらいことになっていた。
それで地球を守る(?)人類のため(?)に18カ国が協力して”ダッチボーイ”っていう防御システムを作り出す。
この設計者でありシステム管理責任者がジェラルド・バトラー演じるジェイク・ローソン。
宇宙に人工衛星を張り巡らせて、どこかで災害が発生しようものならダッチボーイで抑制し、大惨事になるまえに食い止める画期的なシステム。
たとえば、どこかで巨大な竜巻が発生すれば、ダッチボーイが竜巻雲を消滅させたりする。
自然災害を人工的に食い止めるというもの。
参加した国々の技術者数百人は、宇宙にある「国際気象宇宙ステーション」に滞在し、常に監視している。
この時点では、アメリカが管理をしていたが、2週間後には国連の管理下となる予定だった。
だがしかし!ある時、ジェイクは政府の査問会に呼び出され、責任者として資質に欠けると言われ激怒。
州知事で議長をしていたトーマスを罵倒して、クビを言い渡されてしまう。
ジェイクの後任は、彼の弟マックスが起用された。
その3年後、アフガニスタンのある村と村人が凍結する事件が発生。
周りは灼熱の暑さなのに、その一角だけがまるで氷河期にようになっていた。
原因はダッチボーイの不具合程度に考えていたが、その後もメキシコでは海が瞬時に凍結したり、中国では地下から爆発が起こり次々と道路が陥没する事件も発生。
アメリカは、この事態が公になれば諸外国から追求されることは間違いないと、アメリカ大統領のパルマは、国連の管理下になる2週間後まで詳細を隠蔽しようと考えた。
しかしマックスは、すぐに対処すべきだと主張し、ジェイクに救いを求める。
ジェイクは、一度は断るもののダッチボーイのことを知り尽くしているのは自分しかいないと、再び宇宙ステーションに向かうのだ。
というようなお話。
ストーリー的にはよくあるものですが、最初に驚いたのは地球を囲むように張り巡らせている人工衛星でした。
画面では、宇宙ステーションから針金を網目状に繋いでいるといった印象。
ヤバイ!自然災害が発生しそうだ!っていうアラームがなると、宇宙からロケットのようなものを落下させて消滅させるってやつ。
これってね、まだ私が子供だった頃「こんなシステムあればいいのに」って思ってたことと同じでビックリするやら笑えるやら。
宇宙は広いから、地球をグルっと囲んで雨とか調節すればいいのに・・・って子供ながらに思ってました(笑)
ま、自然に反することですけど^^;
この映画の何が面白いって、ジェイクがしぶといのなんの・・・。
ジェイクには別れた妻と13歳の娘がいて、週末は娘と一緒に過ごすのがお決まりだったの。
でも宇宙ステーションに行くことになって、娘は当然心配するわけです。
「大丈夫だ、必ず変えると約束する」って、娘に約束します(よくあるパターンですね!)
で、意気揚々と3年ぶりに宇宙にGOしました。
ダッチボーイは次々と故障し、そのたびにジェイクが対処するのですが、事故のタイミングがあまりにも人為的ってことに気がつきます。
ジェイクは地球にいるマックスに、ふたりだけしか知らない暗号で伝えました。
ダッチボーイの故障箇所を調節しようとしても、システムにアクセスできない。
で、結局ホワイトハウス内部に人間による犯行だという結論にいたる。
でも、敵はホワイトハウスにいる人物だけではなく、宇宙ステーション内部にも金に目がくらんだ協力者がいて、宇宙ステーションは自爆開始のカウントダウンが始まってしまうの。
ジェイクは、その犯人を見つけることが出来たけれど、争いの末その男は宇宙に投げ出され死亡。
自爆スイッチを止めることは出来なくなり、ジェイクはステーションに残って最後まで手を尽くそうとします。
さっきまでステーションにいた仲間たちと暑いハグを交わし、マックスにも最高の言葉で別れを告げる。
そして”Bom!!”
その映像は地球でも流されてて、当然のごとくジェイクの娘も元妻も見ていた。
「あぁぁぁぁ」と叫び涙を流す。
ステーションは大爆発し、ジェイクの死を嘆き、ヒーローだよ的な言葉が人々の中によぎる。
ところが、彼はしがみついていた・・・。
地球の自然災害を止めるためのロケットにようなものの中に入り込み、SOS信号を発信していたのだ。
えええええー!!!
だってすっごい分かれ方したよ!?
まるで『アルマゲドン』のブルース・ウィルスのように悲しい別れだったよ!?
いや、あの時よりももっと大げさに別れを告げたよ!?
ここ、生き返るところだったのか・・・(- -;)
あのまま終われば感動の涙が溢れた(かもしれない)
これって、ジェイクは死んじゃったんだよということを植えつけるための作戦ですね。
で、生きててよかった~って感動を与えるってやつです。
私的には、『アルマゲドン』のような結末の方が好きかも。
なんでだよーなんでここで「やっぱ生きてました」ってならないのかなーって思える方が好きです(笑)
ジェイクには他にも色々起こりますが、かなり”しぶといヤツ”だと思えますよ。
あ、でもこのような自然災害は実際に起こりつつあります。自然の脅威ほど恐ろしいものはありません。
身近に迫りつつある危機として、しっかりご覧下さい。
そういう危険性を訴えているという意味では、観るべき映画だと思います。
映画『アトミック・ブロンド』シャーリーズ・セロンがかっこよすぎてドはまり!
wowowで放送するって言うので、とりあえず録画予約で視聴した映画『アトック・ブロンド』。シャーリーズ・セロンは神秘的な魅力で個人的に好きなアカデミー女優です。映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『ワイルド・スピード ICE BREAK』でも、やばカッコイイ姿を見せてくれましたが、実は『アトミック・ブロンド』は、もっと凄かったんです!ということで、ネタバレ有りでお話しますね。
映画『アトミック・ブロンド』のお話
物語の舞台はベルリンの壁崩壊直前の1989年
ロレーン・ブロートン(シャーリーズ・セロン)は、M16のスパイ(イギリス諜報部員)。
テープに録音されながら上司の前で、ベルリンで何が起こったのかを語りだした。
(回想シーン)
ベルリンに潜伏していたスパイが殺害され、遺体を引き取りに行く弁護士という建前で、パーシヴァル(M16ベルリン支部の責任者)という男と合流し、ある”リスト”を手に入れろという任務を受けた。
殺された仲間は、実はブロートンの恋人だったがこのことは誰も知らない。
ブロートンは、ベルリンに行く前に上司”C”から「誰も信用するな」と言われていた。
ベルリンに到着するとすぐ、「パーシヴァルの使い」という出迎えた男2人の車に乗り込んだが、すぐ後ろにポルシェが着いて来たことから、ブロートンはその2人が偽者だとすぐに気づき叩きのめす。
ポルシェに乗っていた男がパーシヴァル(ジェームズ・マカヴォイ)
ブロートンは、無事にパーシヴァルと合流した。
ブロートンは、殺された仲間の居住アパートで探りを入れていると、そこにベルリンの警官たちがやってきた。
どうやらパーシヴァルが通報したらしい。(ますます怪しい)
ブロートンがどこに行くにも、何かをするにも情報がダダ漏れ。
ベルリンに到着した時点で、彼女が何者かも漏れていたことから、ブロートンはパーシヴァルが怪しいと睨んでいた。
殺されたスパイが持っていたという”リスト”は、KGBのスパイが持っていた。(この男が殺した張本人)
このスパイは”リスト”を売ろうとしていたが、パーシヴァルに殺されて奪われた。
ブロートンは、”翻訳家”と名乗る女性と知り合い体の関係を持つ。
しかし、この女性もまたDGSE(フランスの諜報部員)だったが、ブロートンに好意を持ち”パーシヴァルの本性を伝えるが、最終的にはパーシヴァルに殺害されてしまう。
パーシヴァルは、”女王の晩餐会”に招待されるため、秘密裏でKGBに情報を流しブロートン殺害を目論んでいた。
目的はすべて女王から招かれることだった(功績を称えて欲しい?)
何かと卑怯な手を使ってブロートンに攻撃をしかけるパーシヴァルだが、表向きはM16の仲間なのでブロートンは気づいていたのかいないのか・・・。
しかし、最終的にパーシヴァルがブロートンのコートの襟に隠しマイクを仕掛けていたのを発見し、やつが裏切り者であると確信。
パーシヴァルは、ベルリンの壁が壊される騒ぎを狙って逃げようとするが、ブロートンが背後で銃を構えて立っていた。
1発撃ちこみ、パーシヴァルから”リスト”を奪うと、頭にもう一発の銃弾を撃ち込んだ。
この話、実は、ブロートンはパーシヴァルの上司に利用されたという結末。
説明がちょっとややこしいので、分かりづらくてすみません。
wikiのあらすじでは
ベルリンの壁崩壊が迫った1989年秋。MI6は潜伏中のスパイを殺害した謎の組織を崩壊させるべく、ロレーン・ブロートンをベルリンへ急行させた。組織の命令でデヴィッド・パーシヴァル(MI6ベルリン支部の責任者)とタッグを組むことになったブロートンは、彼と対立しながらも、驚くべきコンビネーションを発揮し始める。こうして、2人は東側陣営の脅威に立ち向かっていく。
って書かれてますけど、ちょっと違います。
ブロートンとパーシヴァルは協力したこともあったけど、それは全てパーシヴァルがブロートンを嵌めるための建前。
協力しているように見せかけてってやつです。
この映画で何が凄いって。シャーリーズ・セロンの体を張ったアクションです。
タバコを吸う仕草も、ウォッカを飲み干す姿もカッコイイに尽きます。
顔中、体中痣だらけになりながらも、大男を相手に何度倒れても起き上がり立ち向かっていく。
思わず鳥肌がゾゾゾッって立つほどのイケ女でした。
最後に、私は君の上司だっているパーシヴァルの上司に「ハハッ、上司?自分の保守のためでしょ?」とクールに言う姿には、ヒューヒュー♪って言いたくなりましたね。
観てないかたは観たほうがいいですよ。とにかくカッコええ♡
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個人的に好きな映画『ポストマン』と『ウォーターワールド』コケたって言われても気にしない!
今回は管理人が大好きなケヴィン・コスナー主演の2作品のお話です。渋いです…。いや、もはや渋すぎる……。笑わない役柄がこんなに似合うなんて。と、ケヴィン・コスナー大好きな管理人です♪しかも終末系作品がよく似合う!!そんなケヴィン主演の『ポストマン』と『ウォーターワールド』のネタバレ解説と感想をお伝えします。
映画『ポストマン』
この映画は1997年に公開されたSF映画で、ケヴィン・コスナーが主演・監督も務めたもの。
戦争で荒廃した世界が舞台で、生き残った人々は独裁者に脅えながら暮らしてるの。
ケヴィンは、独裁者に掴まったんだけど逃げ延びて、たまたま見つけた郵便配達の車にあったバッグを持ってたことから「ポストマン」に間違われ、そのままポストマンになっちゃったってお話。
独裁者というテロリストとは出来る限りあわないようにしていたものの、ある集落に迎えられてから、各地に手紙を届けるシステムを作り、ポストマンシステムに同調した若者は、命懸けで手紙を届ける。と、そんな感じの内容。
ただの郵便配達じゃないですよ。
一応、荒廃した世界が舞台っていうSFもの。
終末系っていうより、どちらかというとハートフルヒューマンドラマって言った方が近いかも。
荒廃した世界では、誰かが権力を握りたくなる。ってありがちな設定だけど、ケヴィンのおかげで、この集落は独裁者に対抗しようって思うようになった。
「立ち上がれ!」みたいな。
何か観るのないかな~とか、ボーッと観たいなっていう時に観るのがいいかも(笑)
映画『ウォーターワールド』
こちらは『ポストマン』から、更に2年ほど前の1995年。
ケヴィン・コスナーとケヴィン・レイノルズの共同出資で製作されたユニバーサル映画。
『ポストマン』と同じく、荒廃した世界が舞台だけど、陸の『ポストマン』に対して、『ウォーターワールド』はその名の通り、大海原が舞台。
大海原といっても、温暖化の影響で陸地が無くなり人類は海上での生活を強いられているという設定。
この世界で人々は、環礁っていう浮遊島を人工的に作って生活しているけど、見渡す限り海なので土や食料はとっても貴重。
野菜だって土が無くちゃ育てられないし、何食べて生きてるんだろ?って。
ケヴィンはマリナーっていう”旅の者”を演じてるけど、実は魚系ミュータントでもある。
海水のなかで呼吸できるから、海底に沈んだ”街”から色々なものを調達して食料と交換しながら旅をしている男。
でもって、お決まりの”悪者”は、大きなタンカーで燃料やタバコとかを製造してるスモーカーズ。
この世界では「ドライランド」と呼ばれる陸地が、世界のどこかにあるという伝説がある。
世界を旅してるマリナーでさえ知らない場所。
最終的にマリナーは、環礁で出会った女性と少女、仲間になった男とその息子の5人で「ドライランド」を見つけることが出来た。
でもね、これってラストがちょっぴり切ないの。
ケヴィン演じるマリナーは、魚系ミュータントだから陸上で生活ができす、生涯海で暮らさなくてはならない。
愛する人と別れ、彼はまたひとりで海を旅する・・・。みたいな。
内容的にはどーよ?って感じだけど、荒廃した世界、終末系のSF映画が好きな人ならたぶん観られるかも。
私はそっち系の映画が好きなんですが、何よりもケヴィン・コスナーが出てるっていう理由で観ました♡
巷の評価はイマイチですが、好みの問題もあるんで気にしませ~ん。
自分がいいと思えばいいんじゃない?って思ってます。
ちなみに、ハリソン・フォード、ケヴィン・コスナー・・・・・・。
みんなおじいちゃんじゃん!?なんて思わないでね。
彼らは私にとってスーパーダンディな紳士なんです♪
あ、若者俳優だって好きですよ、もちろん♡
海外・国内ドラマのネタバレ解説や、新作映画のネタバレはcinemaboxで。
(新作映画は公開後1週間以内に完全ネタバレを公開しています)
映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』奇妙じゃなくて俗に言う能力者でしょ!?っていうお話
仕事がひと段落ついたので、久々にゆっくり映画でも観ようかと。
いつもはAXNやFOXがつけっぱなしになっているんだけど、今日はwowowにしてみました。
ちょうど『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』っていうのがやっていたので
お昼ごはんを食べながらそのまま視聴。
あれ~このジェイク役を演じてる男の子って誰だったけな~???
何の映画に出てたっけな~???と、年季の入った脳をフル回転させ記憶の引き出しを探りまくった結果『ヒューゴと不思議な時計』のヒューゴ役を演じたエイサ・バターフィールドでした。
『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子豚』にも出演してましたし、『エンダーのゲーム』ではハリソン・フォードと共演してましたよね~♡
ちなみに私は全作品とも視聴済で、♡はハリソンに向けてです(笑)
ハリソンの行くところに私も行きたい~♡♡♡
『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』は、タイムトラベルに子供向けホラーを交えたような感じですかね。
モンスターが出てくるので(笑)
すると当然、モンスター以外に悪役も登場するわけです。
ホローガストっていう悪の組織を率いているのが、アミュエル・L・ジャクソン演じるバロンって男。
バロンは、仲間とある実験を行って失敗し、みんなモンスターに変貌。
でもバロンは、”奇妙な人々”の目玉を食べれば、人間の姿を取り戻せることに気づいて、次々と”奇妙な人々”を襲い始める。
”奇妙な人々”とは、特殊能力者のこと。
モンスターは、エイサ演じるジェイクにしか見ることが出来ないんだけど、それはエイサが持っている特殊な能力で、他の人たちには透明だからモンスターがどこにいるか分からないという仕組み。
でもってモンスターは人間を襲うわけじゃなく、”奇妙な人々”だけを狙うわけで、人間界には影響を与えないって感じです。
時空の扉があって、ジェイクは2016年の子供。他の子供は1943年の子供で、能力者じゃないと時空の扉は通れないし、見つけることもできないのだ。
時空の扉は世界中のあちこちにあって、自由に移動できるんだけど、バロンは時空の扉を次々と破壊してしまうの。
それを阻止しようと、こどもたちは奮闘するわけですが、な、な、なんと!
ジェイクが後をつけられて、こどもたちが集まる場所へ通じる時空の扉が見つかってしまったのよ!(ま、驚くことじゃないけど(笑))
で、こどもたちの面倒を見ていたミス・ペレグリンがバロンに囚われることで、こどもたちを救うんだけど、そこにモンスターが襲来!
ジェイクを頼りにみんな逃げ出し、バロンをやっつけてペレグリンを取り戻すため2016年にワープ。
こどもたちが力を合わせて戦って、最後のギリギリのところで、ジェイクが気転を利かせてバロンを始末。
こどもたちは時空の扉が閉じてしまえば、2016年では死んでしまうってことで、1943年に戻らなきゃいけない、だけどジェイクとエマっていう少女がいい雰囲気になっててね、お互い「離れたくない!」って思うんだけど、どうにもならないのが運命よ・・・。
ジェイクは泣く泣くみんなを見送り、エマも1943年で寂しそうに佇んでいるんだけど、ジェイクのおじいさんの粋な計らいと、東京とロンドンにある時空の扉を見つけ出し、1943年にワープして、ジェイクはエマと再会できたってこと。
ほほう・・・。
時空の扉って、消えてしまったんではなかったんすかね?
ロンドンや東京にもあったじゃん!って(笑)
あ~アメリカには無くなっちゃったよってことね♪と気づきました。
なんだ、エマと会えてよかったじゃない^皿^
子供も観るファンタジーだもんね、最後はやっぱりハッピーエンドだ!
でも・・・あれ?主人公はミス・ペレグリンだよね・・・。
最初は存在感アリアリだったんだけど、最後はまるで脇役のようになっていましたが・・・?
まあ、その辺りは気にせず。
結構、面白かったですよ。モンスターも宇宙生物みたいだったし(笑)
AmazonPrimeビデオでも配信されてるし、U-NEXT でも配信されていたけど、NetflixとHulu はないみたいです。レビューも良かったですよ~
違うのかよっ!!どんでん返しを食らった映画『ブレードランナー2049』
今日は、2017年に公開された映画『ブレードランナー2049』のお話です。
たまたまwowowで放送されたので、視聴してみました。
我がハリソン・フォードが出るってんで楽しみでしたが、ハリソンが登場したのは
後半を過ぎたあたりでした……(-_-;)
主演は、映画『君に読む物語』のノア役ライアン・ゴズリング。
私的にはライアン・ゴズリングといえば『きみ読む』ですね。
『ラ・ラ・ランド』も超人気映画でしたね。(私は見てませんが(笑))
『ブレードランナー2049』は、1982年に公開されたSF映画『ブレードランナー』の続編。
前作の主演はハリソン・フォードで、リック・デッカード役を務めていまして。『ブレードランナー2049』でも、同名の役で登場しました。
レプリカントという人造人間と人間が共存する世界が舞台。
旧型のレプリカントを、新型のレプリカントが”解雇(処分)”する任務を担う。
ライアンは、新型レプリカントのなかでも優秀だけど、ちょっと違う存在。
彼が上からの命令で、解雇した旧型レプリカントが隠し持っていたものから、ある重大な秘密を掴んでしまうの。
レプリカントは、子供の頃の記憶っていうものがない。
だって、作られた人造人間だからね。子供の頃の記憶があるっていうのは、事前に植えつけられているものだけ。
で、旧型レプリカントが身を隠している場所をライアンが調査に行き、旧型1人を解雇したんだけど、ピアノの中から「赤ちゃんの靴下」、木の根近くに61021って数字が掘られてたのを見て、自分の記憶にある「61021」って数字と合致してパニック。
実は、人間の男性とレプリカント女性の間に子供ができて、「人造人間が妊娠?それって奇跡じゃないか!」ってことで、大騒ぎ。
その子供を捜すっていう任務を負わされたライアンなんだけど、100%の記憶が重なって、自分がその子供じゃないか!?って考えるようになったの。
確かに、ここまでの展開だと、絶対にライアンが子供って設定だよね~って思った。
ライアンも、過去のデータを調査したり色々と手を尽くしたわけ。
でもその時、データには全く同じDNAの男女の子供が存在してたの。
調査によると、2人は孤児院に預けられていて、女の子の方は数日後に死んじゃったってので、やっぱライアンがその子供ってことになるじゃない?という展開。
先が見えちゃうような展開じゃダメよね~なんて、ひとりでプププってニヤついてました。
この世界は人間がレプリカントを道具のように扱っているので、レプリカントたちが自分たちの自由の権利を求めて立ち上がる組織もあった。
ライアンが、自分(?)の素性を調べていくうちに、デッカード(ハリソン・フォード)を見つけ出して、「彼がお父さんだった」ってところに行き着いたの。
ちなみにお母さん(レプリカント)の名前はレイチェル。
あ~俺って人間だったんだ。彼がお父さんなんだ~って気が緩んだところに敵出現!
デッカードが連れ去られて、ライアンは取り残された。
ヤバイ!お父さんを助けなくちゃ!というところで、ライアンが助けられたのはレプリカントの組織。
デッカードの口から、組織のことがバレたら革命に失敗する。大儀のためにデッカードを殺して欲しいっていわれて、ライアンは迷う。
でも、組織の人間からデッカードとレイチェルの間に生まれたのは女の子だったと聞いて愕然。
そりゃそーよ。こっちだって「違うのかよっ!!」って思った。大どんでん返しだったわ。
でももしかしたら、実はデッカードが事実を知ってて、自分の子供は本当は男だとかっていうの期待しちゃうじゃない?
いつかな~いつかな~なんて待ってたんだけど、やっぱり子供は女の子だったと・・・。
自分かもしれないって頑張ってたライアンが、心から可哀想で切なくなる・・・グスン。
人間かも?じゃなくてやっぱレプリカントかよ!?ってなる気持ち分かるわ~
しかも、ラストがちょっとガッカリなのよね。
次回作につなげたいの?それとも、いい感じのラストが思いつかなかったの!?で幕を下ろす。
ライアンはやるべきことを成し遂げて死んじゃったの?でもレプリカントだから大丈夫なんでしょ?
デッカードは娘に会ったけど、ガラスに手を当てたところで終わっちゃったじゃん!
その先はどーなってんのよ?っていうグズグズのラスト。
途中も分かりづらいところがあったし、なぜあの時デッカードだけ連れて行かれたのか謎。
だってその前にライアンが「俺も自分のような者に追われる」ってこぼしてたのに、それってライアンは”その子供”じゃないから別に好きにして~ってことだったの?
そういうところの作りが荒すぎて、満足度はダウンしました。
違う意味でちょっと後味の悪かったかな~という率直な感想です。
ま、世界観はいい雰囲気が出てたので、よかったんですけどね。
とりあえず、観てみようかな~って思った方がぜひ!
「違うのかよ!」と連発してね。
Netflixオリジナル映画『タイタン』を観た。タグ付けが暗黒の未来、世界の終わり、ディストピアだけど終末系とはちょっと違う!?
観ている途中で気づいた。
私が『タイタン』を観たのが2回目だったってことを・・・。
マヌケな話ですが、せっかくなのでNetflixオリジナルの映画『タイタン』のお話にもっていきます。
『タイタンの戦い』とは別物なので、お間違えないように。
本日、ご紹介するのがこちらの映画『タイタン』です。
舞台は2048年。人口の過剰増加によって人類は土星タイタンへの移住を計画していました。
でも、ただ域だけじゃ対応できないってことで、タイタンに対応する体にしなきゃダメよねってことで、人体実験を行うことに。
軍のパイロットを務め砂漠でのサバイバル経験を持つリック・ジャンセン中尉もそのひとり。
事前に、危険は無いよって説明を受けた上で、他にも何人かの人間が選ばれて肉体改造に励む。
今回の主人公リックを演じてるのは『タイタンの戦い』や『タイタンの逆襲』で主演したサム・ワーシントン。
タイタン繋がりですかね(笑)
タイタン3連続!まさに男っぷりのあるタイタンヒーロー。
実は、この実験で害はないというのは、マーティン教授の嘘。
本当はとても危険な実験だったのに、マーティン教授はNASAにも報告せず、独断で進めてしまったの。
実験に参加した人々は、徐々に精神に異常をきたし殺人を犯したり、死んだりしてしまいます。
リックも変化して、もうリック本来の姿はなくなってしまったの。
髪もすべて抜けて、目つきも行動もみんな変。
見た目がまさに宇宙人みたいなの。
でも、リックは少し人間としての意識があったようで、凶暴性はあるけど家族には決して害は加えない。
医学者であるリックの妻アビゲイルは、愛する夫の姿が変わっても、彼の味方であり続ける。
結局、リックのDNAには他の動物のDNAも挿入されてしまったので、元の姿には戻ることが出来ず・・・。
しかも、今度は地球では生きられない体になってしまったの。
彼を守るためにアビゲイルはリックをタイタンに送り、アビゲイルはタイタン移住計画を進める側として、研究に従事することになっておしまい。
2回も観る必要はないかな。
1回でお腹いっぱいになるドラマでした。
サム・ワーシントンの変わり様にはビックリしましたけど、異星人みたいな容姿になっても、雰囲気はサムのままという不思議な光景。
でも、彼にはやっぱり戦士が似合います。
Netflixで観てみよう!って言う方はNetflixをダウンロードしてくださいね。